仮説つれづれ日記

今年は学校を変わり5年生担任です。仮説実験授業は《花と実》でスタートしました☆

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

《日本歴史入門》4時間目



修学旅行明けの月曜日。
子どもたちの体調をちょっと心配したけど,みんな元気に登校してきていた☆
3時間目には,週末をはさんで5日ぶりとなる《日本歴史入門》の再開。
今日から第2部に入る。

江戸時代の身分制社会の仕組みと,江戸時代後半の人口推移,そしてその要因について考えた第1部と対比的に扱われるのが第2部。
近代に入ってからの人口推移を,今日はまず考える。


20070514235418.jpg

まず,第1部の復習とまとめから。
人口推移については,だいぶ数値を覚えている子が増えてきた。
そして,人口が増えも減りもしなかった要因を画像のような掲示物にまとめる。
これは,愛知の林さんが紹介してくれたものを使っているのだが,非常に分かりやすい☆


そして,近代に入ってからの出来事を簡単に押さえ,【問題1】へと移る。
「現代は人口が1億人を超えているが,江戸時代末期の3000万人から現代の人口まで“増え始めた”のはいつ頃か?」という問題。

20070514235736.jpg

これは,かなり予想が散らばった。

ア 近代に入って外国との貿易をはじめたから,それで人口が増え始めた。
  あとあと戦争に勝ったということは,人口もそれなりにいたということ。
 だとすると,明治に入ってすぐに人口が増え始めてなきゃならない。
  江戸時代は社会の仕組みのせいで人口が増えなかったというのなら,社会の仕組みが変わったら人口が増え始めるということ。


最後の子の意見なんか,すごく端的に表現されていて感心した(^。^)

イ 日清戦争あたりで戦争に勝って,ボロもうけしたから増え始めた。

ウ 戦争で勝って勝ってしはじめてから増え始めたと思う。

エ 戦争が終わったからこそ人口が増え始めたと思う。だから,太平洋戦争に負けてから。

でも,戦争が終わってから増えるというのなら,その前にも日清・日露があったから,そのときに増えるんとちゃう?


予想が散らばったことで,討論とまではいかなけど,けっこう盛り上がった。
それにしても,「時代が変わってすぐに人口が増え始めるなんてあり得ない」とつぶやく子が多いのが,聞いていて面白かった。
はたして,正解を発表したときには「マジで~!?」という大きな声があがった。


続けざまにもう1問。
「それでは,明治からの人口の伸び具合はどんな感じだったのか?」という問題。

この問題は,授業書をそのまま読むと少し分かりにくい。意図もつかみにくい。
正解を先にいうと,「明治に入ってから現代まで,人口の伸び具合は一定だった」という結果になる。
これは何を示すのか・・・と,この授業書を始めてやったころは分からなかった。
今ならこう思う,「明治から現代まで,人口推移から見ると“1つの時代”としてくくれる」ということじゃないかな?
敗戦で時代が変わったとかいうことじゃなく,人口に目をつけると,明治も昭和も同じ1つの時代としてくくれる・・・ということじゃないかな?

問題の説明は,そのあたりはあまり強調せず,「人口の伸びは,明治になってから現代まで同じ調子でグングン来たのか」「それとも,前半に一気に増えて,後半はポトポトだったのか」「いやそれとも,前半はポトポトで,後半になって一気にグングン増えたのか」という3つの視点で選択肢を選んでもらった。

子どもたちは,イを選ぶ子が多かった。

イ 明治になってすぐにドバッと増えたから,日清・日露の戦争にも勝てたと思う。
  昔の人の方がたくさん子を産んだという話を聞いたことがある。
 ということは,明治になってすぐに人口がドバッと増えて,あとは落ち着いたんだと思う。

ウ やっぱり,太平洋戦争が終わってからドバッと増えたんだと思う。


さて,これまた結果を発表したら「えぇ~!?」「なんで!??」という大きな歓声があがった(^^)v

こうやって考えてみると,《日本歴史入門》という授業書は,常識的発想を覆す問題がけっこう多いのかも知れない。
さて,明日は明治になってから人口が一気に増え始め,同じ調子で現代まで突き進んできた背景を考える。
この部分はお話が長いのだが,今日の授業の感触でも,けっこう食いついてきてくれるような予感がする。
楽しみ♪
  1. 2007/05/14(月) 10:35:21|
  2. 日本歴史2007
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<《もしも原子が見えたなら》4時間目 | ホーム | 《生類憐みの令》講座>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://gkasetsu.blog53.fc2.com/tb.php/105-298783e7
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2カウンター

プロフィール

徳島で小学校教員をしています。

後藤浩之

Author:後藤浩之
小学校教員になって15年目。
仮説実験授業を始めて14年目です。
よろしければコメントをお願いします。

カレンダー

09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

最近の記事

最近のコメント

カテゴリー

リンク

このブログをリンクに追加する

月別アーカイブ

ブログ内検索

全ての記事を表示する

全ての記事を表示する

最近のトラックバック

FC2ブックマークに追加する

FC2ブックマークに追加

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。