仮説つれづれ日記

今年は学校を変わり5年生担任です。仮説実験授業は《花と実》でスタートしました☆

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《日本歴史入門》5時間目



今日もまた3時間目に《日本歴史入門》の続き。
ボクはどうやら,このパターンが好きみたい(^^ゞ
20分ある業間休みに次の授業の準備をやって,余裕を持って迎えられるからだろう。

まず,いつものように時代ごとの人口を質問していく。
元気に手を挙げる子がずいぶん多くなってきた。
「毎回復習している」効果もあるだろうけど,それだけこの授業書の中味(の面白さ)に,
子どもたちがノッテきた証拠でもあると思う。


20070516032923.jpg

前時の復習。これまた愛知の林さん考案のものを使用。
今回の授業をするにあたり,『時代区分のイメージ』(ガリ本図書館)
という林さんの授業ノートを重宝している(~v~)

この,てんびんの上に人口が乗っかっている図は,子どもたちにとっても
直感的に理解しやすいものだったみたい。後でそれが分かった。
やっぱ,掲示物ってけっこう大切☆


さて,いよいよ問題に入る。
※【質問】という形になっているが,これは仮説社から発行されている
 『日本歴史入門』をそのままコピーせず,橋本さん・岸さんが発行した
 『《日本歴史入門》改定検討用資料』を参考に,ボクが打ち込み直した
 授業書を使用しているから。いわば私家版。


「明治になったとたんに勢いよく人口が増え始めたのはなぜか?」という問題。
第1部の「江戸時代後半に人口が増えも減りもしなかったのはなぜか?」
という問題と対比的にとりあげることで,非常に面白い問題だ。
子どもたちの予想も散らばる・・・かと思ったが,エ「社会の仕組みの変化」に
予想以上に人数が集まった。

20070516061545.jpg


ア 江戸時代は病気で死ぬ人が多かっただろ? ほなけん,医学の進歩と
  いうものが,けっこう大きかったと思うんよ。

イ 貿易が始まっていろんな食料が日本に入ってきただろ? ということは,食料が増えたということ。
  食料が増えたら子どもの数も増えて,それで人口も増えていった。

  黒板に書いとるけど,江戸時代はてんびんの土台の部分がはじめから
 3000万人分しか支えられない土台だった。
 でも,人口が増えたということは,その土台が大きくなったということ。

ウ この時代に入って肥料が発達したような気がする。それで,とれる食料が増えて,
 人口も増えた。

エ 江戸時代は社会の仕組みのせいで人口が増えなかったんだったら,
 人口が増え始めたのは社会の仕組みが変わったからに決まっている。
  結局,アもイもウも全部正解なんちゃうか・・・と思うんよ。
 でも,どれもみんな社会の仕組みが変わったことが原因だと思うから。

エに反論! ほな,この問題は全部が正解ってことになるぞ?

アに反論! 医学が進んで死ぬ人が減ったというけど,たとえ病気を治せても,食料がなければ生きていけんぞ。

イに反論! 貿易だけで,それだけ人口が増える食料が入ってくるのは無理がある。


久しぶりに激しい討論モードに入ったヽ(^。^)丿
それにしても子どもたちの意見を聞いていたら,生産力と人口の関係がスッと腑に落ちているのがよく分かる。
そのイメージを駆使して,どの子もよく考えているな~と感心した。


正解は,お話を読みながらチェックしていくやり方。
でも,お話の途中でまた【質問】が挿入される形になっている。
「貿易は始まったが,本当にそんなにたくさんの食料を輸入したか?」というもの。
だいたい,4:3の割合で「食料の輸入が増えた」と考える子が多かった。

20070516232121.jpg

こうやって,お話自体も予想を立てながら読んでもらうと,比較的に長いお話も
疲れることなく読み進められることが多い。

さて,お話で話題が出る度に正解をチェックしていく。
アは少しあてはまっているので小さい○。イもさらに小さい○。
ウはかなりの部分があてはまっているので大きな○。
でも,やはり根本的な部分を考えるとエが重要なので,◎。

こんな風に正解を確認していった。
「正解が1つでなけりゃ面白くない」風な意見も討論の中で出ていたが,
やってみると子どもたちは一喜一憂しながらお話を読んでいる。
つまり,「イメージを検証する」ことに意識が向いているから,
「誰が正解したか」はもちろん大切だけど,それ以上に「何が正しかったか」
という部分に関心が高い現れだと思う。

なかなか面白い“問題~討論~実験”の一連の流れだった!


その後,いま読み進めたことを掲示物にして軽くおさらい。
ここでまた,林さん考案の“てんびん型”の掲示物が威力を発揮する。


20070516061732.jpg

こうやって並べることで,江戸時代後半と明治以降の時代の違いが,
シンプルかつ鮮明に浮き彫りになってくる。

さて,このイメージを補強するのがまた明日の授業。
すごく盛り上がってきたヽ(^。^)丿

  1. 2007/05/15(火) 10:35:29|
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徳島で小学校教員をしています。

後藤浩之

Author:後藤浩之
小学校教員になって15年目。
仮説実験授業を始めて14年目です。
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