仮説つれづれ日記

今年は学校を変わり5年生担任です。仮説実験授業は《花と実》でスタートしました☆

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《燃焼》9時間目



今日が《燃焼》第1部の最後。授業はここまで,とっても気持ちよく流れてきています。
「金属の燃焼」に関しては,昨日のマグネシウムの部分までで,すでに1つのイメージが出来上がってます。

温度を上げれば,金属の原子と酸素の分子がくっつき合って別の構成の物質ができる。

これを言葉で押しつけなくても,分子模型を駆使して問題の説明をし,
実験の結果やお話をまとめてくるだけで,子どもたちは豊かなイメージを描いてくれます。
《燃焼》が《もしも原子が見えたなら》とセットであるがゆえんです。

今日は研究問題。でも,基本的なイメージはもうバッチリだと思うので,
今日はどちらかというと「徹底的に体験させてあげる」ことに力点を置きました☆


20070610024811.jpg

最初の復習は,3種類の金属分子模型を出しながら子どもたちに名前を発表してもらい,
「燃えたら → 酸素とくっついて → 酸化○○になる」
という一定のパターンで掲示し,最後に「酸素と結合し」「重くなる」のカードをペタリ。
改めて,分子模型をつかった掲示物は直観的にもイメージがわきやすくて素晴らしい!

「今日はこれら以外の金属の燃焼。まずは1円玉・・・を燃やすわけがない。何でか分かる?」
「なんで??」
「犯罪になるの! お金を融かしたり燃やしたらにせ金づくりと同じでしょ?」
「へぇ~」「そうか!」
「だから,1円玉の素材になってる金属の粉末でやります」


こういってアルミの粉末を見せてまわります。
指につけてみると,そこだけウルトラマンになったような感じ(笑)
希望者には指につけてもらいました。

次に華状の亜鉛を見せてまわります。こちらもキラキラしていてキレイです。
そして授業書を配り,予想を立ててもらう。

20070610025917.jpg

〔ア:燃える〕
焼き芋でアルミホイルが変色するけん,あれは燃えるということ。

〔イ:燃えない〕
えっとですね~(出た~!),オーブントースターで料理をするときにアルミホイルを使います。
そのときにアルミホイルは焼けてません。つまり,燃えないということ!

お前,ほれってオーブントースターの温度が低いけんちゃうか?

うるさいな~。私やって「間違っとる」こと分かっとって,この予想にしとるんよ!

ほな,正解しとると思うところに○をつけぇよ(笑)

いや,絶対にこれでいいんじゃ!


相変わらず,勝手に楽しそうな議論が始まりますσ(^◇^;)

〔ウ:なんともいえない〕
うーん・・・あり得そうにないけん・・・

ほなけどな・・・ウって正解することもないんとちゃう?

ええんじゃ!(笑)


確かにウの選択肢がなぜあるのか,双書の解説を読んでみたけどよく分かりません。
でもまぁ,この問題は研究問題でもあるし,先に書いたように「体験してもらう」
ことが一番だと思ったので,討論(とまでいかないか)はそこそこに実験に移ります。

まずはボクがやって見せます。アルミホイルは火花が散って,亜鉛は綺麗な発色の炎が立ちます。
とたんに「やってみたい!」と子どもたち。絶対にそう来ると思ってた♪

アルミホイルを敷き詰めた上にろうそく台。
希望者みんな1列に並んでもらって好きな方をやってもらいます。

20070610033637.jpg

アルミの粉末をスプーンに少量とり,静かに振り落としてます。


20070610033844.jpg

バチバチッと火花が散ります。「花火みたい~♪」の声も!


20070610033930.jpg

これは亜鉛。エメラルドグリーンの炎が幻想的できれいだね~!

希望者が多すぎて全員にまわらなかったのが残念だったけど,こういう時間も楽しいものです。
最後に銅の粉末をボクが燃やして,緑の炎が立つことも見せました。


第1部の最後ということで,子どもたちに感想を書いてもらいました。

鉄などが燃えてビックリした。しかも,燃えたものの名前に「酸化」がついていて
「なるほど!」と思った。第1部ではアルミを燃やしたり,特に亜鉛や銅が
エメラルドグリーンになって,すごくビックリした!!
世界ってすごいね~。感動!

金属は,今出ている鉄や銅などはぜーんぶ燃焼して,ぜーんぶ酸素がくっついて重くなっていた。
他のもそうなるのかな??

今日の授業でなんとなく分かった気がした。5年の時,《宇宙への道》で「太陽は気体」
ということがあったから,すべてのものは変化するのかな~と思った。
アルミ・亜鉛の実験をしたときゴトセンが「酸化した・・・」みたいなことを言ったので分かりました!

《燃焼》の授業は,みーちゃんのおかげで楽しかった☆
金も銀も,酸化金や酸化銀になったりして・・・!
この授業書は火を使ってすごく過激やけど,面白かった♪
みーちゃんの「絶対じゃ~」というのと,K藤の「ちがうだろ!」ってのが面白かった!

金属だったら何でも酸素がくっつくのかどうかは分からないけど,すごいな~と思った!

とってもオモシロい! 実験がとっても危ないけど,とってもキレイ☆
家とかでは絶対にできない実験だから,オモシロいと思った!
次は何を燃やすのか!? 第2部を早くしたいナァ♪


実験の派手さはもちろんだけど,「納得した」という感じの感想が多いことにも感激。
原子・分子の目で自然を見ていく楽しさを満喫していることが嬉しいです。
「分子がバラバラになって,飛び交って,ぶつかり合って・・・」というところまでは
まだ到達していないかも知れないけど,“分子の分解”に関しては第2部が本番。
ボクも,この先の展開が楽しみで仕方ありません。

それに感想にも現れているけど,ここに来てようやく「肩の力を抜いて」
「思ったことをそのままに」「元気に明るく」意見を出しあう子どもたちが増えてきました。
バーッと飛び交っているのは原子・分子だけじゃなく,子どもたちの心もそう。
《燃焼》の授業を進めながら,ますます元気に飛び交ってもらおうと思います☆
  1. 2007/06/08(金) 09:30:45|
  2. 燃焼2007
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徳島で小学校教員をしています。

後藤浩之

Author:後藤浩之
小学校教員になって15年目。
仮説実験授業を始めて14年目です。
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