仮説つれづれ日記

今年は学校を変わり5年生担任です。仮説実験授業は《花と実》でスタートしました☆

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《ばねと力》4時間目

4時間目「力の原理」復習

昨日の授業の失敗(?)から考えて,今日はさらに念を入れて準備に取り組みました。
昨日の夜,9時頃までかかって買い物をし,掲示の方法を考え,道具を作りました。

「統一見解をまとめて決着をつけるのは間違いだな」と思った昨日の部分。
それよりも「おもりにかかる力について,見て,触れて,何かがひらめく」こと。
「ひらめくことで,矢印を描いてみる動機が生まれること
を重視したい。
そのための準備(実験道具の数など)や授業運営の在り方について
ボクなりの新しい発見があった昨日の授業でした。

今日の部分はそれとは対照的に,「掲示や提示の工夫・スムーズさが勝負だ」と
思いました。1つは,「バネの伸びにかかわる問題なので,実験で決着がつけられる」
ということ。そしてもう1つは,「テンポよい授業の流れの中で一連の実験結果を
通してながめ,おもりの重さとバネの伸びに関する法則を直観的につかみとれたらいい」

と思ったことによります。そのために授業書ではグラフを描いて,視覚的にこの2つの
関係をとらえるように構成されています。これが,「どんなバネでも少しは伸び縮みする」
「ものみなバネ」
という次の段階へのステップになっているはずだからです。

さて,掲示と提示の工夫を凝らした結果,今日の授業は・・・
大いに盛り上がりましたヽ(^。^)丿
いや,盛り上がったというより,「気持ちよかった」というべきかな?
余計な部分で手間取ることもなく,したがって子どもの思考をストップさせる
こともなく,「それで?」「それじゃこういう場合は?」という子どもの疑問に
テンポよく応えるように進められたのが嬉しかったな~♪


まずは「力の原理」の復習。これは男に前に来てもらって,またまたボクと
押し合いっこをしながら復習してもらいました。
これは,和やかなムードをつくるための作戦!


4時間目前時の復習

次に,前時の復習。
矢印を書き込んだ掲示物を作っておくことと同時に,実際にバネやゴム紐に
つりさげたおもりが常掲されるように,磁石つきフックにひっかけて,黒板に
つり下げました。そして,その実物と矢印の掲示物を上下に並べて見られる
ようにしました。これは,勝さんの授業ノートを読んで真似させてもらったアイデア☆


4時間目磁石つきフック

こんな風に,バネがとれないようにセロテープで付け根を固定しています。
授業の前に作ってしまっていたので,掲示もサッと行えます。
「常に並べて見られる」こともよかったし,「次の道具のセットにもたつかない」
こともよかった。何より,黒板がバックなので見やすいし,子どもたちはこれを
見て,なぜか「おぉ~!」と声を上げてくれました(笑)

ここまで,非常にテンポよく今日の授業への導入となりました。

4時間目おもり1個

続いて「問題5」。「おもり1個の時に○㎝伸びたバネの伸びは,おもりを2個にすると
どうなるでしょう?」という問題。

研究会では当たり前となっているけど,バネに帽子をかぶせて,もとの長さを無視し,
純粋に「伸びだけ」に注目できるようにしました。
あと,我ながらよかったのが,画用紙に赤のビニールテープを貼り付けた自作ものさし
を作っておき,それを問題の説明にも結果判定にもつかったこと!

「ほら,バネが1個の時はこれぐらい伸びるよ・・・」と言って,長めに作っておいた
自作ものさしを,子どもたちの目の前でバネの伸びに合わせて切ります。
そして,“それとほぼ同じ”,“その2倍”,“1.5倍”,“2.5倍”のそれぞれの
長さに合うように,これまた子どもたちの目の前で自作ものさしを切り取ります。

そして,切り取ったそれぞれのものさしにあわせるようにおもり2個をつるした
バネを手で支えながら引っ張ってやり,選択肢の説明をします。
加えて,それぞれのものさしの裏にマグネットをとりつけて,それを板書にして
みました。これは視覚的にも分かりやすかったみたい!
(※そういう意味でも,カット済みのマグネットシールを持っててよかった♪)


4時間目ばねちか問題5

予想はやはり【ウ:もとの2倍になる】に集中しましたが,それでも多少のばらつきが
あったし,予想変更も3人出ました。

イ:おもりを2個にしたからといって2倍伸びる・・・というのは伸びすぎだと思う。

エ:なんとなくやけど,グーッと引っ張られて2倍以上になる。


イの説は,『具体化』にも書かれてる「バネの疲労説」でしょう。
エの説は,昨日の授業で話題になった「下向きの地球の引力の方が強い」という
考え方によるものでしょう。それに対して・・・

ウ:同じおもりをもう1個つけただけだから,単純に2倍になるというのが普通。
  おもりの重さが倍・倍となると,バネの伸びも倍・倍となるはず!


すでに,次の問題にかかわる意見も出てきました(^。^)

実験も,後ろの方の席の子でも見やすい。バネ帽子のおかげでバネの伸びだけに
注目できるし,何より黒板に貼り付けられる自作ものさしがよかった。
「さあ,実験!」と言った瞬間に注目が集まるのでサッとおもりをつるします。
判定は,定規を持ってきて測るのではありません。
それぞれの選択肢に貼り付けてる自作ものさしを横にあてていくだけです。
イやエのものさしは明らかに長さが違います。ウのものさしをバネの横に貼ると・・・
ピッタリ一致しました\(^O^)/ 大きな歓声!


4時間目おもり2個


「問題6」への移行もスムーズです。おもりを3つ吊し(手で支えて),

「おもりの重さは3倍になったよ。さあ,伸びは・・・?」
「3倍になる~!」
「いや,それを予想して書いてよ(笑)」
「ほなって,もう分かったも~ん♪」

4時間目ばねちか問題6

1個の伸びが6㎝ということをもとに,サッと18㎝という数値を出してきます。
でも,やはり実験は3倍に合わせて切った自作ものさしをあてます。

4時間目おもり3個

こうすれば,見た目も自然と次のグラフにつながるでしょ?(^^)v

「問題7」は,これまでの実験結果をグラフにする部分。
でも,授業書のグラフ用紙は細かくて見にくいので,勝さんが作成したグラフを
拡大コピー機で大きくしたものを掲示し,子どもたちと一緒に確認しながら,
ボクがマジックで絵を描いていきました。


4時間目グラフ

(※この時点では力の矢印はまだ描いてませんよ(^_^;)

それぞれの重さのおもりがバネを引っ張っている絵を描いて,伸びの数値の部分に
赤いマグネットを3つ貼り付けます。そして・・・

「お~い,なんか気づかんか?」
「線を引っ張れるんちゃうん!?」
「そう!」

ここで,1mものさしを使って赤い線をグッと引っ張ってやります。
子どもたちも「おぉ,そうか~!」などと言ってくれるので,次のお話2つを読みます。
「おい,俺が一生懸命絵を描いとるんやけん,もっと俺を見ろ~」
「ほなって,下手くそやもん(笑)」
なんて笑いながら,ニコニコしながら,テンポよく進められました!

ボクが書いた黒板のグラフは,同時に「練習問題1」の問題の絵ともなっています。
グラフに力の矢印書き入れながら,子どもたちもそれを見て描き込みます。
うーん,さすが勝さんが考えた掲示物はすぐれているな~!


残り時間10分ほどでしたが,次の問題もやってしまいました。
おもりの重さを「半分・1/10,1/100にするとバネの伸びは?」という問題。
ここでも,新しいフックに別のバネをつり下げ,それぞれの分銅をつるしていきます。
前もってひもを取りつけていたので,ササッとすすめられました。
そうそう,ここでは算数の時間じゃないので,長さを考えて書き込ませるのではなく,
「半分になると思うか?」「思う~!」
「じゃ,1/10は?」「ほら,1/10になるわ~!」
などと子どもの予想を決めてもらい,サッと実験する方法でやりました。

4時間目0.5gのおもり

ボクは50gから始めたので,1/100は0.5gとなります。
それでもちゃんとバネは反応してくれました。

ここでちょうどおひらきの時間。今日は最後まで子どもたちもノリノリで授業に
つきあってくれました。やっぱり「教室にはいるまでにすること」が授業の要。
そういうことを痛感し,また嬉しく思えた1時間でした☆
  1. 2007/10/16(火) 09:30:43|
  2. ばねと力2007
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徳島で小学校教員をしています。

後藤浩之

Author:後藤浩之
小学校教員になって15年目。
仮説実験授業を始めて14年目です。
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