仮説つれづれ日記

今年は学校を変わり5年生担任です。仮説実験授業は《花と実》でスタートしました☆

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《電流と磁石》10時間目

10時間目電流と磁石全体板書

昨日,インフルエンザ大流行の対応に追われて疲れ,1時間おやすみした《電流と磁石》。
今日から第2部のスタート☆

最初に,書いてもらった第1部が終わったときの感想をいくつか紹介しながら,
「いや~,俺もこの授業書がこんな楽しいものだとは思わなかったよ~(^^ゞ
 第1部で発見した磁場の考え方が,どんな風に発展して現代の科学文明に
 貢献しているのか・・・第2部で体験していこう!」

と前振りしてから授業書を配った。

10時間目電流と磁石導入

先に書いたボク自身の感想は,こんな導入をしながら話をしました。
第1部で学んだことをかんたんに復習します。


10時間目第2部問題1

第2部最初の問題の難しさは,1本の電線じゃなく,方位磁石の周りにグルッと一巻き
しているということ。パッと問題を与えて「さあ,考えろ!」だけじゃイメージがわかないだろう。
それで,針金に右巻き矢印を書き込んだ板目紙をはりつけたものを提示しながら,
直線の針金を曲げる部分から見せて問題場面を説明した。
ただ,「もう少し大きなものを用意してあげたらよかったな~」という反省が残った。
実際に実験に使うものよりちょっとだけ大きなものをつかって説明したので,後の方の
子には見えにくく,1人1人の席を回って何度も同じ説明を繰り返すことにしたからだ。

それよりも,まず最初にどでかいもので全体に説明し,その後,グループごとに自由に
さわって考えられるようなモノの準備をしておいた方が,授業のリズムとしてはよかった
かもしれないな~・・・と,あとから思った。
ま,けっしてダレた感じはなかったので,これはこれでいいんだけど☆


10時間目だから,こうなって~1

ボクが説明に使った道具は,子どもたちが予想を立てる前に自由にさわってもらいました。
「え~と,これがこうなって・・・」


10時間目いや,こうでしょ2

「いや,これはこうでしょ!」「あ,そうか~(笑)」
磁針の上と下と両方の針金のまわりにできる磁界の向きについて合わせて考えなくちゃ
ならないので,それがややこしいといえばややこしかったみたい。
でも,ボクからヒントを与えすぎると,「ほら,正解しろ!」という雰囲気になりすぎて,
それも仮説実験授業としてはどうかな~と思ったので,ま,このあたりは子どもたち同士
の議論に任せることにした。


10時間目うずまきモデルでも確認

うずまきモデルも活用して考えてくれています。

今回,「上下2つの磁界の向きは同じ方向に向いているから,強め合う」という意見と,
「上下2つの磁界がぶつかりあって,その力を相殺してしまう」という意見がぶつかって,
議論としては面白いモノになりました。


10時間目相殺説1

相殺説の子どもの説明その1。「上の磁界がN極をこんな風に動かして~・・・」


10時間目相殺説2

相殺説の子どもの説明その2。「でも,下の磁界はS極を反対側に動かそうとする・・・」
「だから,結果的に磁針は動かないのだ!」という明確な根拠を持って主張してくれました。
そうか~! なかなかにカシコイ!!

ただ,ボクはここで,「うずまきモデルよりも右ねじカップの方が優れているのはここか!?」
と思いました。うずまきモデルはどうしても「ひっかけて動かす」イメージがついてくるので,
「磁界はS極も動かすんでしょ?」というイメージを持ってしまいます。
そうではなくて,N極の向きを変える力がはたらくということ。
その部分だけを考えてもらうには,ひょっとしたら右ねじカップの方がいいのかもしれません。

ただまぁ,相殺説の子どもたちに対しても「上下の磁界は,結果的に同じ方向にN極の向きを変えるように働いているから,S極のことを考える必要はない」という,これまた明確な反論も出たので,そこまで考えることでもないのかも知れません。


10時間目第2部問題1実験道具

実験は教卓の上で,みんなに集まってもらってボクがやることにします。


10時間目確かめの実験

まず実験前に,方位磁石の上の磁界だけを考えた場合に限定した実験をやります。
回路がきちんとできていることの確認とともに,右ねじの法則の復習も兼ねます。
スイッチを押す前に「どうなる?」と聞いてみると,子どもたちは正しい方向を
スパッと答えてくれました。うーん,しっかりと身についている♪


10時間目通電前

問題は,輪っかの中に方位磁石を入れ,磁針の上下の磁界の向きを考えるということです。
さあ,いよいよ実験・・・・・


10時間目通電後

「イ」の考えを支持する方向にN極が動きました。
「やった~!!」という大きな歓声があがります。うーん,心地いい☆

今日の問題で,相殺説が出たおかげで「磁界の向きが磁針に及ぼす力を考えるときには,『N極をどちらに動かすか』ということだけに注目すればいい」ということが明らかになりました。これはこれでよかったのかもしれないな~と今は思っています。
思ったより予想を立てる前に悩み,議論が盛り上がったので,今日はこの1問だけで終わりました!
  1. 2008/02/05(火) 11:30:47|
  2. 電流と磁石2007
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徳島で小学校教員をしています。

後藤浩之

Author:後藤浩之
小学校教員になって15年目。
仮説実験授業を始めて14年目です。
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