仮説つれづれ日記

今年は学校を変わり5年生担任です。仮説実験授業は《花と実》でスタートしました☆

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プレ大会の講座報告

2/11~12に琴平で「仮説実験授業体験講座~夏の合宿研プレ大会~」が開かれました。その時にボクは二階堂さんが講師を担当する『三態変化』の講座に参加しました。一応,運営スタッフでもあるボクの役割は,その《講座報告》をつくることでした。
「香川・夏の大会HP」http://www.geocities.jp/kagawakasetu/管理者のMさんに,さっきメールにて報告を送ったんだけど,この際,このブログでもちょっと紹介させてもらいます(^^ゞ
「続きを読む」をクリックして下さい↓


最初の講演から引き続き「講師」として登場の二階堂さん。
休憩もそこそこに,18:30までの講座に突入。講演から含めると5時間以上も話し続けるそのパワーに,まず驚かされます。

「小学校における仮説実験授業」というテーマがついていた『三態変化』の講座でしたが,どちらかというと「仮説実験授業の入門講座」的な運営の仕方でした。
授業書の配り方から始まり,予想の取り方やその集計の仕方。理由を発表してもらうやり方など,仮説実験授業を実際にやっている具体的な様子が伝わるよう,特に【問題1】~【問題2】あたりまでは工夫したり配慮しながら話をされているようでした。
そういう意味では,「小学校」と限定せず,校種を問わずに参加できるような体験講座であったように思います。

講座を受けながら,特に印象に残った言葉を拾い上げていきます。


○予想を集計し,人数を板書することにより,子どもは自分の社会的な
 位置を知ることができる。ただ「詰め込み」「覚えさせる」だけの教育
 をしているわけではないので,こういう作業は大切。

○意見を発表することは強要してはならない。でも,その予想を立てた
 理由だけは,数名に発表してもらうようにしている。その際に,
 どう思って予想を立ててもいいし,うまく言葉にできないことも認める
 わけだから,「なんとなく」も立派な理由の1つとして認めている。

○【問題1】の文章をよく読むと「どうしてそう思いますか」と書いてある。
 「どうなりますか」ではなく「思い」を訪ねているわけだから,それに
 対して子どもたちがどう答えてもいいわけだ。

○間違える子どもは,頭が悪いから間違うんじゃない。既習事項を生かし
 て発想するからこそ,細々としたことが気になって間違うものなんだ。

○「真理は実験によって決まる」というのが,板倉さんの明確な実験観。
 だから,実験後に解釈を誘導したりしないのです。

○テストで○をもらえる人間を育てているんじゃない。ちゃんと自分なりの
 「考え」や「思い」を持って欲しい。

○最近「学力低下」の問題がよく取り上げられるが,一般的にいう学力の
 低い子,高い子,どちらに照準を合わせて授業書の問題はつくられて
 いるのだろうか? それは,どちらでもない。
 「どの子にも分からない」ウンと高いレベルのことを教えている。
 だから,誰にも分からない。だから,誰にでも平等なんだ。
 そして,誰も分からないことだから,学び甲斐がある。

○仮説実験授業は「誰も知らないけれど,知りたい・知りたくなる」ような
 ことを教えているんだ。



実際の授業運営の仕方や,問題の説明をしながら,時折二階堂さんの口から出てくる,仮説実験授業の骨子に関わるような言葉。そういう一言一言に「うんうん」とうなづいたり,「そうだよなあ」とまさに《納得》したりしながら講座を受けました。

その中でも,「本当の勉強って何なんでしょうね?」という話題が特に心に残りました。
「自分の中の直観的常識とのたたかいの中で,科学の原理の有効性を
選び取っていく。それが『腑に落ちる』ということ。そしてそれこそが,
本当に教える(学ぶ)に値することじゃないでしょうか?」

という言葉。先の講演内容とも関わって,「ボクたちは何のために仮説
実験授業をしているんだろう」という自分なりの思いと重ね合わせながら
強く頷いているボクがいました。

そして,「一般の先生方も,教育委員会から○をもらうことしか考えられなくなっている。そういう制度や縛りの中で,主体的に考えることができなくなってきている。だから,○をもらえる生徒を育てることが教育だという認識を変えることができない。しかし,仮説実験授業が狙いとしていることはまるで別のもの。だから,なかなか広まらない。理解してもらえない。でも我々は,はるか先を進んでいるんです」という言葉。
何度も何度も繰り返して読み,聞いてきた言葉のはずなのに,いつまでたってもこの状況が変わらない・・・いや,ひょっとしたら一昔前よりもさらに厳しくなっているかもしれません。
「いまこの体験講座に参加している新しい人たちにとって,『三態変化』の授業書の世界を体験することで,ガラッと自然を見る目が変わったり,身の回りの世界が広がったり,目の覚めるような感覚をぜひとも味わってくれたら嬉しいな~・・・」としみじみ思いました。

講演から引き続き講座を担当したので,二階堂さんもお疲れになったことでしょうし,ずっと着席したままの参加者にとってもそれは同じこと。
でも,実験の際に,思わず席を立ってそばに近づいていったり,自分で繰り返し実験道具をさわって「ほ~」という声をもらしている方も多くいたことが印象的でした。

いつも二階堂さんの話は明快で分かりやすく,まさに「腑に落ちる」のですが,今回もまたそれをゆったりと味わえて嬉しかったです。
  1. 2006/02/19(日) 01:36:47|
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徳島で小学校教員をしています。

後藤浩之

Author:後藤浩之
小学校教員になって15年目。
仮説実験授業を始めて14年目です。
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