仮説つれづれ日記

今年は学校を変わり5年生担任です。仮説実験授業は《花と実》でスタートしました☆

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定期講座《浮力と密度》



今日は《徳島たのしい授業の会》が主催して行われる「定期仮説実験授業講座」の日だった。
昨年度から始めた月1回の定期講座。今年度も引き続き行うことになった☆
第2期1回目にとりあげた授業書は『浮力と密度』。仮説実験授業研究会のごく初期の頃にできた授業書である。そもそも板倉先生の頭の中には,最初に誕生した『ふりこと振動』以前から浮力に関する構想はあったらしく,ずいぶん古い論文にも浮力に関わる記述が登場している。
また,この授業書はもともと,2番目に発表された『バネと力』の中に組み込まれていた浮力の部分を独立させて,その後,関西の人たちを中心とした改訂作業の中で【密度】の部分を加えてできあがったという経緯があるらしい。いずれにせよ,仮説実験授業の原点ともいえる授業書らしい。

今回の参加者は,ボクとオカケンさん,カエルさん,Iさん,Hさんの5人。ボク以外の4人は,この授業書についてほとんど知らないらしく,ずっと昔に2度ほどしか授業にかけたことのないボクでも,とっても楽しい講座運営ができた♪
画像は,水におもりを沈めたときのバネの伸びを確認しているところ。


20060528123725.jpg

バネにつるしたおもりを水に沈めていくとき,「おもりの半分まで~水面ギリギリに~入れ物の底の方まで~」という段階を踏む。
その際,手でもって実験をしていると,どうしても“揺れ”が出て結果を確認しづらい。そこでボクは,カメラの三脚に横棒を取り付けて,そこにバネごとおもりをつらし,三脚の高さ調整用ハンドルをクルクルまわして実験をすることにしている。
こうすると,揺れもほとんどなく,また水につけたまま放っておいても大丈夫なので,なかなか便利(^^)v



20060528135600.jpg

問題を考えるのに,《力の矢印》をつかって考えていきます。
そうなると,『バネと力』を経験している方が圧倒的に『浮力と密度』の問題も考えやすくなりそうだけど・・・ま,これは「絶対に必要」というわけでもないみたい。
むしろ,力の矢印を使わずに直感的にとらえていく方が,《浮力の概念そのもの》の理解はシンプルでイイかもしれない。
実際に自分のクラスで授業をするときは,子どもの様子を見ながら運営していけばいいんじゃないかな~?


20060528124400.jpg

講座の終盤,第1部の終わりの方の問題です。
【天秤の両側に水の入れたコップを置いてつり合わせておき,それぞれ“重さは同じで体積の違う”おもりを入れたとき,どちらの皿が下がるか?】
という問題の実験をしています。
浮力の概念がなんとなくすっきりと見えてきたこの段階,「ほとんどの人にとって簡単にできるだろうな」とボクは思っていたんだけど・・・!
意外にも,全員が間違った予想を立てていたのでした\(◎o◎)/!

参加者は大人です。大人だから間違うってこともあるだろうけど・・・これはいかに!?
そのキーポイントは《反力の存在》にあるのでした☆

水におもりを入れると,もちろん浮力が発生します。その力は当然上向きの力。
ここで重要なことは,上向きの力が発生したということは同時に,下向きに同じ大きさの力=反力が発生するということ!
この反力の存在に目をつけると,こういう問題は簡単にその結果を予測できます。

以前,この授業書を5年生と6年生の2クラスで実施した記憶をたどってみると・・・
もちろん,間違った予想を立てる子もいるにはいたんだろうけど,「ほとんどの子が正しく予想できていた」ように覚えている。
この子どもたちと,今回の講座に参加してくれた人との違いは・・・
やはり,『バネと力』をその前にやっているかどうかにつきるんですね~(^^ゞ
こういう点では『浮力と密度』の前にはぜひとも『バネと力』をと言いたくなるけれど・・・
「理解させる」より大切なことは「楽しむ」「学んだことによって自分が豊かになったように感じる」ことだから,“間違わない”ことより「学ぶ楽しさ」を優先して考えればいいことだ・・・と,ボクは結論づけています。
このあたり,また意見が欲しいですね☆

今回,浮力の概念が見えてきたことよりも,講座を担当しているボク自身,「反力が見えてきた」ことに感動を覚えました! このあたり,最初は『バネと力」の授業書の問題の一部だったということもうなづけます。


今回は,時間が足りなくなったので第1部までで終了。
続きは次回の講座に持ち越すことになりました。
というわけで,次回の予定・・・

期 日:6月10日(土)
場 所:高川原南教育集会所2F
参加費:1000円


興味ある人,ぜひとも予定をチェックしておいてください♪

 
第2期となる今年度の定期講座。昨年度とは違って,最初に年間のおおまかなスケジュールを立てています。
実施予定は【5月・6月・10月・11月・12月】の計6回。ひょっっとしたら,10月の実施がなくなって8月に繰り上げるかもしれない。

講座を担当するのは,おそらく今年度もずっとボクの予定(^^ゞ
参加費は一律1000円。“お安い”設定。
しかし,「金額の割に中身が充実していた~」と思ってもらえるよう,今年もがんばっていくつもりです(^^)v
また,一度は県外の研究会員に講師に来てもらって1泊2日の会をします。
  1. 2006/05/27(土) 12:24:58|
  2. 定期講座
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徳島で小学校教員をしています。

後藤浩之

Author:後藤浩之
小学校教員になって15年目。
仮説実験授業を始めて14年目です。
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